ここの所ブログにデータベースソフトFireBirdの寄稿が続いておりましたが。
僕がFireBirdを使うのはともかく小さいからです。
インストーラは10Mb程度しか有りません。もちろんインストールが開始するとWebからガンガンとダウンロードするというインチキは有りません。
これはインストーラのファイルですが10Mbyteていどです
データも1個のファイルに収められるので、取り回しが楽です。
チビですが、SQLの規格にはきっちりと対応しています、だからFireBirdでデバックして他のDBに変えて動かない事に出くわした事が無いです。
性能は50万レコードぐらいならば、そう悪くはありません。データは全て1個のファイルに収められるので、OSが対応できるファイルサイズの上限がDBに格納できるサイズの上限だそうです。
どでかいシステムのDBとしては、いささか心細いのですが個人が開発に使う分には、このコンパクトさが良くて重宝しています。
FireBirdの素はボーランドのInterbaseオープンソース版が母体になっています。
日本国内では「何それ?」状態ですが、世界的にはメジャーなRDBです、特に東欧で有名だそうです。
インストーラでは英語とボスニア語を指定できます
ODBCドライバで不安定な版が時々出るそうですが、幸いな事に僕は引っかかった事が無いです。むしろ不満が有るのはpython用のドライバの方でして、ともかく更新が遅い。
python3用のFirebirdなど、ずっと出なくて不便していました。
ブツブツブツ・・・と待て居たらやっとこさFDBと言う名前でPython3用ドライバの開発が再開しました。 でもWindowsでのインストールはイマイチです。
JDBCとドットネット用のドライバも有ります
インストールは簡単でインストーラを実行するだけです、唯一気をつけるとすると途中でサービスとして起動するかアプリとして起動するかを聞いてくる時です。
サービスとして起動するとOS立ち上げ時に、自動的にFirebirdが動き始めます。
アプリとして起動すると、コントロールパネル上の操作にて主導でFirebirdを起動します。
コントロールパネルの黄色丸に黒い鳥のアイコンをクロックすると
こんなダイアログが出るのでStartを押すだけです
isql.exeというコンソールツールが有るのでこれで、データベースやテーブルを作ります。
isqlの画面
何で日本国内では無名なのか不思議なRDBです。