2018年4月8日日曜日

ボルダリングの服装

ネットを検索していると、けっこうボルダリングをする時の服装に関する投稿を見かけます。

 じゃー僕も書こうと思ったのですが、そもそも、僕のファッションセンスはダサい

とてもじゃ無いが「今カッコイイ服装はこれです」なんて書けないので、ファッションではなく機能中心で書きます

冬は
 冬の渓谷はとても寒く、ツララは下がり、水たまりは凍っています。
アウトドアでの防寒は薄い服の重ね着がセオリーですが、ボルダリングをする時は上に温かくて分厚い服を着るようにした方が良いです、その下は動きやすい服装にしておいて登る時に上着を脱ぎます

冬の装おいの倅、指が凍えないように手袋をしています


登る時は上着を脱いで動きやすい恰好になります


夏は
ともかく盛大に汗をかきます、汗をかいても足が上がるズボンが必須です。
汗で張り付くので、伸びる素材が良いです


倅は高校の体操服のジャージをつかっています


 僕はアウトドアショップで買ったズボンを愛用しています、ジャージみたいに伸びる素材なので汗で張り付いても、足が上がります
 

僕は七分丈のズボンはあまり使いません、体重が重い上に体が硬いのでタイトなフットホールドを補助的に多用します、そこでフットホールドからスポ抜けてよく膝を打つからです




長いズボンだと擦り傷になるところを、運が良ければ打ち身だけで済みます

どのサイトも木綿のTシャツは良くないと書いていますが、真夏以外ならば何の問題も無いです。
真夏だと、絞ったらジャーと汗が出るくらいビショビショになるのですが、気にしなければどうと言うことは無いです。 汗で張り付いて動きを阻害すると主張する方もいらっしゃいますが、Tシャツは良く伸びるので気にしなければどうと言うことは無いです。

そもそも僕はビショビショになる 沢登りでも木綿のTシャツを使っていました、すぐカギ裂きを作るので安物愛用です。

ただし着替えは持って行った方が良いです、汗臭いと帰りの交通機関で不評を買います。

ジーンズは良くない?
ほとんどのサイトで、ボルダリングにジーンズはよろしくないと書いています。
パッツンパッツンのジーンズで無ければ、猛暑の日以外は十分使えます
スリムやベルボトムはやめた方が良いです、ストレートかバギーが良いです

ジーンズは摩耗に強いので心づよいです。落ちて転げて擦れてもダメージパンツになるだけです。

1970年代はジーンズで登っている人を良く見かけました、ヨセミテのアメリカ人の真似です、当時はそれが恰好良かったのです。
クライミングファッションでヨーロピアンかアメリカンかとこだわった時代でした。山と渓谷誌でも当時ヨーロピアンVSアメリカンのファション特集が出ていました

ダブダブのジーンズを使っている倅、サイズが大きいのでロールアップしている


ちなみにジーンズの青色は蛇除けになると言うのは俗説です、蛇は逃げずに普通に日向ぼっこをしていました。

物凄く暑い日
猛暑の中、上半身裸で登りたくなりますが、これは賛否両論あります、TPOを考えて対応しましょう

ただ間違いなく言えるのは、いい体でないとみっともないです。ボルダリングをやっていると背中は良く発育するので問題ないですが、ウエストはいかんともしがたいです

これぐらいなら良い


これはイケません、親子なのに何で差が出るのか??


子供服は
公園でジャングルジムを登れる服装ならば問題はないです。
そもそも子供の遊び着は、動きやすさを良く考慮している様です

6歳の時です

足が小さいのでクライミングシューズでなくても足が乗ります、ホールドではなくボードのシワに足が乗っています
すぐに成長するので大き目の靴を履いています、ピッチリサイズのクライミングシューズはもったいないです、インドアならば、体育館シューズで十分です

あまりお金をかけない方が
落ちると擦れるし、藪ではカギ裂きを作ります、ジムでは粉だらけになります。
洗濯する頻度が多いので、すぐにヨレます。
着古しが一番良いと思います。

ラジオ体操ができて、足が上がる服装であれば十分です
インドアならば、動きやすい柔らかい生地が良いです、たいがい更衣室が有り着替えができるので、着こなしの自由度が高いです。
恥ずかしくないならばコスプレも可能です。

アウトドアならば、カギ裂きができにくい生地か、破れても惜しくない着古し、更衣室は無いのでそのままの恰好で帰宅しても違和感がない服が良いです。

以前ジムで見かけたのですが、白い線の入った紺色の地味なジャージで登っていた女性が居りました。 これがまた途轍もなく上手かったです、すごくカッコ良かったです(親子共々、俺たちショボいなーと思った次第で)。

何を着ても、上手い人はカッコ良いし、下手な人はカッコ悪いと思うのですが。